当院で多く見られる病気を一部ご紹介致します。


●僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

小型犬の高齢期に多く見られる病気です。

心臓の4つの部屋をしきる弁膜が変性することによって、心臓内に血液の逆流を生じます。

初期には、運動不耐性が見られ、進行すると肺に水がたまる肺水腫となり、呼吸困難となります。

専門医により、人工弁をつける手術を行うこともできますが、(御希望の方には、本手術の実績の多い専門病院を

御紹介致します。)内服薬により症状を緩和していく方法が一般的です。

●甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

主に高齢の猫に多く見られ、近年特に罹患率の高いホルモン病です

元気で、よく食べるが、痩せてくるというのが最も典型的な症状で、他に、嘔吐・下痢・多飲多尿・興奮・呼吸促迫等の症状があります。甲状腺の腺腫、腺癌または、結節過形成により、甲状腺ホルモンが過激分泌されることにより発症します。血液検査によって、甲状腺ホルモンを測定して診断をしますが、一般的なスクリーニング血液検査で、肝酵素の上昇が合併することも多く、健康診断によって発見されることもあります。放っておくと体重が減少し、合併症から死に至るケースもあることから、内服薬によってホルモンの抑制を行う治療が一般的です。

早期発見ときちんとした投薬・甲状腺モニターにより、長期予後が見込まれる病気です。御心配な方には、まずスクリーニングの健康診断をお勧め致します。


当院では、飼主様とよく相談の上、最適な検査、薬を決めて治療しております。

検査費用や来院頻度が無理なく続けられるように考慮しております。

また、実績のある先発薬、剤型の小さい後発薬と同じ成分の薬を複数用意して、コンプライアンスを重視しております。